ANATAKIKOUの甘い木曜日の不思議@渋谷CLUB QUATTRO

ANATAKIKOUTOMOVSKY・馬の骨か…しみじみとすごい3組が揃ってしまったね。ブッキングした人に対して「グッジョブ!」という言葉しか出てこない。誰かは知らないが私でよければ一杯奢らせてくれないか…そんな気分になってしまったよ。


この中で一番カリスマちっきゅなのが堀込泰行さんですね。髪の毛が伸び続けて結ってたけど、なんか汚ヤスの頃をふと思い出してしまったのは私だけだろうか。ギター1本でユアンミを歌い始めたときに、会場全体から抑えたいけれど抑えきれずに出ちゃった悲鳴がヒュルリと耳に響いたのがなんか素敵だった。
「Red light,Blue light,Yellow light」がアーバン!オサレ!彼の歌声はほんと素晴らしいね。ヤスソロはアルバムはしっくりこなくてボンヤリと聴いただけだったけど、そろそろじっくりじっくり聴いてみましょうか。ディビディビと。


トモフスキーは「歌う41歳」でスタート。
初めてトモフを見たのは「歌う39さーい♪」って歌ってる頃だ、なんだろう涙も乾くようなスピードで時間が過ぎ去っていく。「さよならバイバイ30代」「歌いまくる40歳」「歌う41歳」ときて次の誕生日が来たらどうアレンジされていくのか。この人は変わらずずっとかっこいいけど、変わらない努力をしているんだろうか。
「ワルクナイヨワクナイ」「カンチガイの海」というキラーチューンを立て続けに…!このカンチガイの海は死にたくなるような失恋ソングだと思わんかね。「君のカンチガイの海を僕は泳いていたんだ。」だよ?これを聴いて号泣した経験がある人は多分結構いるんじゃないかな。皆聴くときは時と場合を考えような。ホント死にたくなるんだよ。
最後の時間あわせの「GO!GO!GO!」がカッコイイ。時間厳守な大先輩の体面は保たれたわけで。トモフはいつ見てもホント素敵じゃけん。


ANATAKIKOUは見るたびに「随分久しぶり感」があるのよね。今回も例に漏れず。今日の第一印象は「う、うまくなってる…!」ということで。しばらく見ないうちにちゃんと歌えるようになってるよ松浦タソ…!
一曲目の「リリー」に胸キュン。中盤でやっていたダンスチューンの新曲「レモンの涙」がものすごくよかった。ちゃんと音源として聴いてみたいなーとしみじみ思ったり。アルバム出るの楽しみになってきた。
基本わたしはアナタキコに対して懐古虫なので昔の歌が聴ければ喜ぶ傾向が強いけれど、新曲はどれもまた胸キュンを予感させてくれるような楽曲だった。
「この子達は何処へ向かうのかしら」と見届けるつもりが途中で諦めてしまったけれど、また見つめてみてもいいかしら。「何を今更」とは思ってもいいから、どうか口には出さないで欲しい。