名古屋紀行(3日目最終日)
昨晩マスオさんがお土産に持ってきてくれたクリスピー・クリーム・ドーナツがやや胃にもたれた状態での起床(うどんの後にドーナツも食べたよ)、ひつまぶしを楽しむためにはリヨンはやめておこうかーと、名古屋モーニングは回避し、荷物をまとめてホテルを引き払う。一旦名古屋駅に行き、東海道本線に乗り込み熱田方面へ。
1日目、2日目とミラクルな出来事に立て続けに起こり「この2日間は異常、さすがに3日目は普通に楽しい旅行で終わるだろう」とタカをくくっていたけれど…最後の最後まで名古屋はワンダーランドだった。
熱田神宮
晴れた日のさわやかな朝の神社というのはどうしてこんなに気分がいいのかしら。ここでも「現実の方をどうにか。」とお祈りを。
その後お土産を物色。お守りを購入しているdouzさんを横目に卓上神殿が気になりつつも凝視するに留める。
境内をお散歩しているとなんともおいしそうな野良ニワトリに遭遇。でも「リリちゃん」と呼ばれて可愛がられているみたい。朝食を摂っていないせいか、リリちゃんを見てますますお腹が減ってきた。
あつた蓬莱軒
11時30分の開店と同時に中へ、本店は「行列覚悟」という話を聞いていたけれどさすがに開店直後は大丈夫のよう。実は本格的なひつまぶしは今回初体験だったけど、これはちょっと美味しすぎやしないかと。空腹も満たされて大満足!お店を出る頃にはやっぱりものすごい行列が、平日なのにみんなすごい。
宮の渡し公園
食後のお散歩がてらご近所の公園へ。普通にさわやかな公園。1日目2日目と見るもの全てがいちいちぶっ飛んでいたせいか、3日目の「普通さ」に逆に違和感を覚えてしまう。
その後は伝馬町から名城線に乗り込み一社へ向かう。途中で驚愕のファッションに身を包んだ女性が乗り込んできて、2人で頭を抱えてしまったり。彼女は本山で降りて行ったけど、この地には一体何が…?そういえば名古屋初日にも東山線内で舞台稽古直後みたいな化粧をしたお嬢がいたり、やっぱ随所で驚きを提供してくれる土地のよう。
coffee Kajita
名古屋紀行3日目にして初めての正統派な珈琲とケーキ。珈琲はホンジュラスを、ケーキはノワゼッタとモンブランをそれぞれ分けながら。そこらへんのケーキとは比較にならないぐらい美味しかった…。もちろん珈琲もとてもいい香りで美味しい。ここへはまたいつかお邪魔したい。
さらば名古屋
薄々思ってはいたけれど、多分女神かなんかなんだろうなーといった某氏からの慈愛に満ちた扱いに「帰りの新幹線ではビール飲もうか」「うん」…と言葉少なめに東京への帰路に着く。お土産にいただいたお菓子をdouzさんが「これは美味しい!」とあっという間に全て平らげてしまったのはびっくり!あたいが勿体無くてちまちまちまちま摘んでいたっていうのに…姉さんほんと最後の最後までカッコイイよ…!
というわけで初名古屋は驚きと感謝に満ち溢れた楽しいだけの思い出が残りました。3日間喧嘩をすることもなく、笑ったりキャアキャアしたりでミラクルを共にしたdouzさん、そして現地でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。いぇいワンダーランド名古屋!!またいつか!