Hawaii Record 5th Anniversary@九条47

大阪ドーム 47 47 47
大阪九条へは18時過ぎ到着。
九条駅に掲げられている”大阪ドーム”の表記に心ときめかせつつ、駅から徒歩10分のcafe 47へ向かった。
こんな製造業バリバリの雑居ビルにオサレカヘがあるなんて…!と思いつつも、周辺に私たち2人以外の人間は見当たらない。
19時開始だから18時半ぐらいには入れるかなーと高を括っていたが、様子を伺いに47の入り口に来てみるとdjboyfriend氏(たぶん)に「19時15分ごろになるんで時間をつぶしてください」と言われ、ナヌー!!!!!という状態になってしまった。
一瞬「蝸牛さん大阪ドーム見学…」という言葉が出かけるが、さすがにそれは無いだろう口を噤む、小雨の中思い思いの時間を過ごしているうちに某氏による熱烈な歓迎っぷりに腰抜かし、19時15分にふらふらと47内へ突入したのであった。全く毎度毎度毎度毎度びっくりさせられることばっかりだ。
無論僕ら2人が陣取るのは最前列、人生は貪欲に。(必死すぎるという解釈でもおk)
レイモンドチームのライブが20時ごろ、GUIROのライブが21時過ぎという話で、しばらくはDJターイムなわけですが、JAMIROQUAIの「Virtual Insanity」が流れてきたとき、「あれ?かぎゅうさんこれ我々が中学生の頃の歌じゃないですか?」「10年か…」となぜか時間の流れに2人でため息をついたりしてみたりして、さぁいよいよライブの始まり。

RAYMOND TEAM

最初に関係の無い話をさせてもらうと、京都旅行はいつでも行きたいけど、「ライブに絡めなきゃ行けない」とか、「好きなミュージシャンでもワンマンかツーマン以外じゃ行けない」とか、「ツーマンでも片方が苦手だったらやっぱり行けない」とか、貧乏人ならではの基準があったりするわけなんですが、今回このメガネ率80%のぼっちゃんたちの音楽はかなり好き系で、こうして私はこの場にいるというわけです。
ジャニスたんに「BOX」は置いてあったのでちゃんと予習もできたしバッチコーイ!
オリジナルもとてもよくてステキだったけど、小沢健二「愛し愛されて生きるのさ」のカバーはかわいらしかった。オザケン大好きっ子蝸牛たまも大喜び。そしてもうひとつフィッシュマンズ「ナイトクルージング」もいい感じだったなー。花礼組のナイトクルージングには無性にカチンと来た俺だけどあれなんだろうね。
あれ!?レイモンドチームもやったってことはGUIROもやるのかMAGIC LOVE!?

GUIRO

5月末初めてGUIROライブを見てから、もう一回ぐらい東京でライブあるかなーと思っていたら、今年はどうやらもう東京じゃ見られないということを風の噂で耳にして、「こうしちゃいられねぇ」とばかりに大阪まで来てしまったわけだけど…、なんか47前に来たときに「おいおいホントに来ちゃったよ」みたいな気分になってしまった。
けど今日ばっかりは自分の情熱を褒めてやりたい。本当にいいライブでね、なんか今日の思い出をおかずに一生美味しくごはんが食べていけると思った。
「風邪を引いたら」という曲で始まったんだけど、私ははじめて耳にする曲で、初っ端からいい曲だ〜と思わずニヤッとしてしまった。
2曲目は「目覚めた鳥」、3曲目は「ファソラティ」、4曲目は「エチカ」かな。最初こそセトリスト覚えようと頑張ったのけど、もうだんだんそれどころじゃなくなってしまった。
エチカの前に高倉氏から「さゆりちゃん!」と呼ばれて登場したのは西本さゆり嬢。ものすごい歓声に包まれる47内(GUIRO登場時よりデケェ)。ああこの人がさゆりさんか〜と思いながら、歌声を堪能。瞳の綺麗なお嬢さん。
今回GUIROのライブは2回目なんだけど、高倉氏とさゆりさんのハモりが素晴らしくてぐっと来てしまった。名古屋以外でGUIROを知る機会っていうとフィッシュマンズトリビュートぐらいしか無いと思うんだけど、それがきっかけでファンになった自分のような人間には、やっぱこの2人のハモりに慣れ親しんできたと思うのよね。だからメンバーチェンジを経た現在「今後、生で聴く機会は無いかもしれない」と、あきらめていた部分があったから、今日はとても嬉しかった。東京でまたライブやる機会があれば、是非ともお願いしたいところだけどやっぱり難しいかなぁ…。

前回ほとんど見えなかったゲルさんのドラムだけど、いやぁぁぁこれまた良かった!!というかモナレコードじゃゲルさんのドラムの良さが今回の10分の1も伝わってなかった気がする!(ほんのりモナレコード批判が入ってるが言いたいのはそこじゃない。)いや、もしかしたらその日は私の腹が痛かったせいかもしれないけど、とにかくそこんところは新しい発見!

新世界より」は、蝸牛さんに届けて貰ってから、再生回数がアホみたいな数値になっているけれど、この曲も素晴らしかった。歌詞がホントかわいい。
後半になってどんどん調子を上げていくGUIRO面々、ちゅうかないぱねま的な曲からハッシャバイへの流れも楽しかったけど、ああもう終わってしまうなぁ…と寂しい気持ちになってしまったり。楽しい時間はあっという間ですなぁ。
「かっこいいのにもう終わりなのー!?」というお客さんの声に、おおうなんか「のに」の部分意味ワカラン!と思いつつ、考えることは皆同じ。次の瞬間客席の男性陣から口を揃えて一斉に「カッコイイ!カッコイイ!」コールが始まった。長年いろんなライブを見てきたと思ってたけど…こんなアンコール初めて見た、大阪ってスゲェい!もしかするとGUIROはいつもこんなアツいコールを受けているバンドなのかもしれない!なので私も控えめにカッコイイコールしてもうた!(後日id:douzさんに「一緒にやったんかい(笑)」と突込みが入った)、なんか分からんけど野郎にモテるバンドは先が長い気がする。
カッコイイコールを受け、やや戸惑い気味な様子の高倉氏「今日やった曲ならできます!」と客席に返答。このとき私と蝸牛さんの脳裏に浮かんだのは”曲名の分からない中華っぽい曲”だったけれど、またしても野郎たちの「山猫ー!」「やまねこー!」という声にすっかり山猫タンの空気に。聴けるなら何が来ても嬉しいけど、曲名が分からないのはちと悔しい。しかし野郎にモテ(ry)
というわけで本日のライブは私の知りうる楽曲で「イルミネーション・ゴールド」「MAGIC LOVE」以外は全部やるというものすごいボリュームになってしまった。来てホント良かった!
今回の彼らのライブを見る限り、東京でライブはガッチガチだったんだなぁという印象を受けた、なんだこの朗らかな雰囲気。そして始終レイモンドチームの面々がものすごい真剣な表情でGUIROのライブを見ていたのが印象深い。
GUIROライブ後、djboyfriend氏そしてGUIRO亀田氏26歳の誕生日とのことでケーキ登場。うひー亀田氏おいたんのいっこ上かぁ。なんかいろいろ頑張んなきゃなぁという気分にさせられます。
あ、ここまでライブの話しかしていないけれど、今回はハワイレコード5周年記念のイベントですの。途中で我々がいても(しかも最前列で)大丈夫かな?と思いつつも、そのうち気にすることをやめちまったい。
GUIROライブ後はレイモンドチームのライブ(2部)が始まるところだったけど京都に戻るために退散。
GUIROのCDを布教用にまた購入しようとしたら、もう1〜4は完売してるみたいだね…、というわけで、先日発売されたばかりのナゴヤロックVol.3を購入して47を後にしたのでありました。アチャー、サイン貰っとけばよかった。
帰りの電車の中では、ライブ中のよしろうさんの表情がエロスで大変よろしかったことを重点に置き、2人でアツく語りながら京都へ戻ったのでありました。

7586 Vol.3(ナゴヤロック3)

7586 Vol.3(ナゴヤロック3)