music from the mars vs Guiro vol.2＠下北沢mona records

18時30分経過しても入場始まらず、寒さと腹痛でグロッキー。
整理番号2番のおいちゃんは生き急ぐように店内へ。
当初はお座敷に座る予定だったものの、すし詰めになりそうな悪寒がしたので、お座敷手前のソファーに着席。
腹の痛みが治まらないためどんよりしつつ開演を待つ、間に流れる80年代アイドルポップにイラつく。
モナレコードの酒の不味さは異常。
music from the marsの藤井氏が、村田シゲの日記のせいで、どっかのオカンにしか見えない、どうしてくれる。
オープニングアクトはMiniature Band
音がちょっと変則的でかっこよかった、ヴォーカルさんには失礼かもしれないが、ずっとインストで聴いていたいと思った。
最後の曲をやり終え「ときどき思い出してください。」と仰られたボーカルさん。ユウナー。

GUIROライブ

うわぁ本物だー。
GUIROの持ち時間は1時間…あんな曲もこんな曲も聴けちゃうのかしら？地元名古屋のイベントでもこんなに持ち時間があることは稀だとかなんとか。
曲順は全く覚えていないけれど、西本さゆり嬢のパートを高倉氏が歌い上げていたのに驚く。生声は美しい。
ハモるのはどうやるんだろう？と思っていたら、CDでの西本さんの部分を高倉氏が歌い、CDでの高倉氏の部分を厚海氏が歌うといった感じで。
アー写がちっちゃいのしか見たことが無かったので、どういう雰囲気の方々なのかよく分からなかったのだけど、ヴォーカル高倉氏は随分綺麗な兄ちゃんだなぁとか思った。
なんというか…見た目が濃すぎて傍から見たら何の集まりか分からない。なぜアー写は濃さを押し殺したようなものばかりなんだ。
ウッドベースの厚海氏は生粋の日本人だと記載があったけれど、「私の父親がアラブ出身で」とか「母方の祖父がタイ出身で」とか適当なこと言われても「アラ、そうなんですかー。」と何の疑いも無く受け入れられる自信がある。
CDの話をふられたときに、GUIROのCDより、ザ・シロップのCDを先に告知していたドラム松井茂氏。GUIROでは松井茂、ザ・シロップでは松石ゲルと名前を変えて活動している認識でおｋ？
キーボード亀田氏の華麗にして耽美な仕事っぷりにしびれる。
ライブ中にしゃべりまくる客（最近思ったけど、これ出演者の身内の場合も多いから性質が悪い）やライブ中に写真撮ってる客を見ると、「首　絞　め　る　ぞ　お　前　ら」という感情がポッコリ芽生えるエキサイティングなおいちゃんでした、そう…いつもだったら…。
「目の前の音にだけ耳を傾けろ！」脳内の誰かが囁いたかと思うと、全く回りの客が気にならなくなった…これは新境地！
無我の境地？リミットブレイク？この感覚、毎回ライブのときに発動してくれないすかね。
「東京の方はあるトリビュートで僕らのことを知ってくださったんでは…」
ハイハイ！と、脳内で返事。もういっぱいいっぱい。
「2年ぶりですね、難しいんですがうまくいったら拍手お願いします」という旨を述べ、「MAGIC LOVE」…うわぁぁぁぁぁ！！！！キーーーターーーー！！！
ニヤニヤが止まらなーい。もうね、高倉氏が途中で声裏返ったりするのも含めて聴いてて嬉しいよ。
ありがてー、ありがてー。ありがとう。って、こう書くとまるで「MAGIC LOVE」が聴けて1番嬉しいみたいな感じだけれども、そんなことは無くてGUIROのライブを見られたことが嬉しい。「あれかしの歌」とか最高じゃね？いや、他にも他にも！
「ハッシャバイ」前にゲスト出演されていた、パーカッショニストの方は、高倉氏曰く「痩せた大橋巨泉みたいな」といった紹介だったけれど、この人も濃い。名古屋への妄想が膨らむ。
どの曲も複雑だなぁと思ったけれど、実際ライブで見ると、やっぱり複雑だ…、気を抜く隙も無いぐらい。
「山猫」は試聴しまくったから、どんな曲かは知ってたけれど、当たり前だけどすごく素敵な楽曲だった。ああいう感じのギターの楽曲を初めて聴いたんだけど、彼らが誰に影響を受けてこういう楽曲を作っているのか、かなり気になった曲でもある。
「イルミネーション・ゴールド」では、高倉氏と厚海氏が楽器と立ち位置をチェンジ、力強くアコギをかき鳴らす厚海氏の迫力がすごい。力強すぎて音源ではミュートされまくっていませんか？
その隣で高倉氏はペタンと床に座ってベースを弾く。新しいぜ！
歌声が素晴らしいのは当たり前だけど、全員上手いなぁ…。ライブはいいなぁと思える瞬間。勢いではなく丁寧にというところにメロメロした。メロった。
がっつり1時間に大満足。聴きたい曲はあらかた聴くことができた。
聴いたことが無い曲も2曲あって、それもとてもかっこよす。
あっという間だなぁ…。
前にmusic from the marsを見たときにかっこよかったので、今回ももちろん見る気満々だったけれど、GUIROライブにお腹いっぱいになりすぎて、帰ることに(思い出したかのようにお腹も痛い)
今日のライブのもう一つの目的である、「山猫/イルミネーションゴールド」を購入。

本当は布教用・保存用・観賞用に10枚は買いたいところだけれど、このたびは財布と相談して「ハッシャバイ/いそしぎ」1枚を含め4枚購入。
今日のライブのことを教えてくれたラヴ・ポーション氏にお礼の一つでも言って帰りたいなぁと思ったけれど誰なんだろう。スタッフの方かしら？
物販付近でキューティクル美少女あもちゃまに遭遇、「GUIROやばいやばい」とおしゃべり、あもちゃまは松井茂氏のドラムにメロっていた。ありゃーいいドラムだ。
会場でお会いしたike氏に「CDにサインもらっときなよ！」と急かされ、サインペンまでお借りする。きょ…恐縮です。
好き系ミュージシャンに接すると必要以上にモニョるのはもはや仕様。
サインをお願いすると、「サインとかやったことが…」との回答…。またまたご冗談を。
山猫の裏にサインを描く高倉氏。「苗字だ！」そう思ったとき、私は井川慶のサインボールをふと思い出していた。

最終的に4枚全てにいただいた、挙動不審が激しくて詳細は覚えてないけれど、多分MAGIC LOVEの感想を述べたあたりで、サインがお魚になった。高倉氏の茶目っ気に癒され。
この後、衝撃的なできごとに見舞われて、脂汗流しながら、モナを後にして、スキュー氏にメール。
北口でそわそわ待ちながら、途中で「ブフー！」と思い出し笑いをしていたら、道行く人々に思いっきり振り返られた、どんどん奇特な目で見てもらって構わない。