NIGHT PEOPLE'S PARTY@恵比寿LIQUIDROOM

リキッドルーム2階去年の今頃にものっそ久しぶりにリトル・クリーチャーズとして出演するイベントが2日あったけど、どうせなら2日行きたい、やっべチケット代15,000円だ!で速攻で諦めて、それからあっという間に一年経過。
今日のライブは5000円。それでも前のイベントと比べれば随分安く感じるのが不思議なところ。

18時ぴったりにリキッド入りし、ソファーでぐーたら。もう開場時間が過ぎているというのに客の気配がほとんど無い。
今日のイベントは当初ASA-CHANG & 巡礼がゲストの予定だったものの、U-zhaan氏体調不良によりキャンセル。今年のライブ全部キャンセルされてますね…大丈夫なんでしょうか。
ASA-CHANG & 巡礼の代打(おそらく)で急遽我らが坂田学が登板。

そこそこ広い会場内には10人程度のお客さんのみ。こんなに人がいないリキッドは初めて見た。
人がいないのに必死の最前列ど真ん中確保。坂田学の爪の先までガン見する気満々。
私たちの近くで、「エアーなんたらが限定で輸入されたやつで…」と坂田学の機材について色々熱心に語ってた二人組み。どこに置いてある何の機材の話なんだろう。
お客が増え始めた19時ちょっと過ぎに坂田学登場。
いつものようにつまみを弄り倒し、音をひたすら重ねていく。今日はジャンベを取り入れたパフォーマンス。毎回扱う楽器が違うからいつも新鮮で驚かされる。
彼のスネアの音を浴びるのはどれぐらいぶりだったろうか?
今日も毎度のごとく素晴らしくて、ドラムスティックが坂田学の手からすっぽ抜けて、私の脳天に突き刺さって命が尽きようとも、これはたぶん悔い無く死ねるんだろうなーと、本気で思えるステージでした。
ところで先月のドラムマガジンでの坂田学のグラビアを見て思ったんですが、彼はこれからメガネ無しで行くおつもりですか?(´・ω・`)

今日はもちろん先日リリースされたNIGHT PEOPLE主体のセットリスト。
青柳拓次氏はガットギター(スパニッシュギター?)一本。
栗原氏は小ぶりなドラムセットで、ブラシを使ってのドラミング。
鈴木正人氏はナタリーワイズやハナレグミでいつも素敵なベースを聴かせてくれるので、今回も当然ベースだとばかり思っていたけれど、今日はキーボード担当。アレ?それじゃベースは??ってことでよく見てたら、鍵盤の上にどんと置いてあるトイピアノ(あとなんかもう一個あった)を使って、さまざまな音を出しつつ、なおかつエレキピアノのベース音も一緒に出していた。…一人で両方やってしまうんだ…。と、ひたすら圧倒されてしまった。

3人が奏でる夜に生きる人々へ贈るメロディーが心地よい眠気を誘う。ゆらゆら揺れながらいつの間にか心地よい眠りの中へ。はたと気が付いたときには青柳拓次氏がいつのまにかガットギターからパンディエロに持ち替えていた…。
後半の「house of piano」「all the way to the borderline 」「drift」の流れには客席から歓声が上がる。最高の音楽に身を任せるって素敵なことだな…の、あっという間の3時間。
いい音楽を堪能した後、douzさんと2人でロジェ・カフェで晩ごはん。
えびとアボカドのサラダ、クスクス、舌平目のムニエルと鶏白レバーのムースを食す。
今日も見事に全部美味しい。写真は鶏白レバーのムース600円。
坂田学ポラリスの話をしながら、12月の堀込高樹(キリンジ兄)のワンマンに行く約束を交わしたりして、おしゃべりは続いていくのでした。