SAKATA/O'ROURKE TOKYO SESSION@新宿PIT INN
行ってきましたー。
新宿三丁目方面に来るのも久し振り。初の新宿ピットイン。(写真は歌舞伎町だけどもなー)
19時30分開場、店内を見渡すと客席前方に50席くらいの椅子とテーブル、後方が立見席になってる模様。私はギリギリで座れました。
客層は会社帰りに居酒屋に行くんじゃないの?的なサラリーマンのおじさん、JAZZやってる仲間みんなで来ましたお兄さん軍団、身内っぽい人たち、外国人…。日頃行くライブと客層も年齢層もかなり違う感じ。
周りのお客さんがしている音楽の話、楽器の話が全く分からずちょっとした新世界で楽しい気分。
20時過ぎに、照明が落とされ、ステージ上に坂田明氏ら登場。
ギュウギュウの店内を見渡しながら「こんな感じになってますが、よろしくお願いします〜。」とほのぼの挨拶。ほどなくしてセッションスタート。
坂田明・坂田学の親子セッションキター。
坂田学師匠も小柄だけど、お父さんの明氏は輪を掛けて小柄なんすね。
ジンライム片手に椅子に座ってまったりジャズセッションを聴くなんて贅沢〜。
ソニックユースというのが、洋楽オンチの私でも名前を知ってるぐらいだから、相当有名な人なんだろうなーという印象だけど、私の位置からはそのソニックユースのジム・オルークさんが全く見えません(涙)
ダレングレイ氏がウッドベースを弓で叩くような弾き方するのが壊しそうで、圧巻。
坂田学師匠のいつもながらのノイズも健在。
ライブは、イメージしてたステージと随分違う感じ、こういうのがオーケストラセッションってのかー。
坂田学師匠の昨日のブログを見ると
明日のセッションの打ち合わせ&顔合わせしてきました。
みんないい人たちでした。自由な音楽。
楽しみ!!!
とおっしゃられてるけれど、打ち合わせと顔合わせしたぐらいで、ああいうすごーいものをステージでやれるもんなの?
ステージを見ていると、坂田明氏のsaxやらクラリネットやら鈴みたいな楽器、あと坂田明氏のアクションに対して、みんなが合わせて音を出すっていう感じ。
足並み揃えるような音を出すわけじゃないから、楽譜とか必要無いのかいな。
そこんとろ全然分からんし、月並みだけどとにかくすごかった。音楽家ってやっぱ偉大。
40分にわたる長丁場のステージが終了、拍手喝采の中、坂田明氏「休憩します」の一言で1部終了。
およそ30分経過した21時20分に2部スタート。
坂田学師匠、何故かメガネ無しで登場。
どーしてかしらーとか思ってたら、2部は最初からぶっ飛ばし、ドラムもメガネも吹っ飛んでしまいそうな勢い。ああ、だからメガネ外したのかな。
吉見正樹氏の早口?ってんですか?それもすごくて、2部の方は面白い音が多かった。
あっという間のセッションが終了後、アンコール。
「もともと何も無いこういうものにアンコールとはいかがなものかと思いますが…、やります。この2日間(のライブは)ライブレコーディングをしております。今年中にどっかから出ると思いますので、どうぞ最後の最後まで(強調)よろしく」
文章じゃ伝わりづらいけど、坂田明氏の言い回しが妙に面白い。営業トークもキュート。
今日は新しい音楽を体感した面白いライブでした。
ドラマーは坂田学師匠と、クリス・コルサノ氏のお2人だったけど、坂田学師匠のドラムの方がノリやすいというか、分かりやすいというか、大 好 き だー!!(今更)
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初版の誤植について、店員さんによると4/23に入荷予定のCDと、今日買ったCDと取替えができるみたい。
私はCDの誤植はいい意味で思い出になるからこのまま持ってる予定。
店員さんがブックレットの誤植の説明を丁寧にしてくれたところまではよかったけど
「お客様、ポイントカードの方が今年の3/19で期限が切れておりまして、ポイントが全て無効になっております!」って言われて、ショックでちびりそうになった。
あと2ポイントで3000円引きだったのに。