Polaris presents "continuity"#5@LIQUIDROOM ebisu

Polaris17時30分にマスオさんと恵比寿駅西口で待ち合わせ。
マスオさん、念には念をと今日、仕事休んできましたよ。
開場時間になるまで、この前のスーパーカーのライブが開演後に当日券が出た事とか、結局ナンバーガールのライブに一度も行けなくてショボーンな話とか、今年の夏フェスはどうするよとか。マターリ会話。
行く予定も決めずにとりあえずRSR2005の会場内テントの抽選に応募したそうで…。当たったらあやからせていただく(笑)
今年は正直、フジに行くか、RSRに行くか、どちらにしようかずっと悩み中。
去年のRSRのことを思い出すと、真夏の癖に凍え死ぬかと思った記憶とか、寒くて意識が遠のいたとか、寒い思い出ばかりがよみがえってきてちびりそうです。
ポラリスのTシャツは今回は3種類、全部3500円。
一番左の蛍光ペンの緑みたいな色のTシャツは、どこに着ていけば…。

後方にドラムの小松さん、右に吉村、左にベース、そしてステージ中央が田渕ひさ子
軽やかにギターを掻き鳴らすひさ子
なおかつ無表情でぴょんぴょん跳ねるってのが可愛いひさ子
曲が始まる前に必ずピックを見つめるひさ子
なんつーか、ひさ子ちゃんに釘付けのわたくし。
爆音過ぎて、吉村が何を歌ってるのかあまりよく分からなかったけど、それでもひさ子ちゃんがとってもよかった。とにかく良かった。可愛いなぁ…。
今日はkocoronoの曲やったのかな?全曲聴いたことなかった。
さっきブッチャーズスレで見つけたんだけどひさ子ちゃんはやっぱママンなのですか。ほっぺたぷにぷにー

私たちは整理番号が30番台だったんで、ほとんど最前列で見ていたんだけど、後ろから急にカップルが人ごみ掻き分けて私の真後ろまで来たわけです。
で、不定期に背中をちょこちょこ小突いてくるわけで、その感触が気持ち悪くてしょうがない。
後ろをちらりと見ると、彼女を彼氏がずーっと抱っこしてるわけで、ゆらゆら揺れてて、それで私にぐいぐい当たってるわけですよ。
ポラリスのライブが始まってもそれは変わらず、しかもライブ始まってからもごにょごにょオシャベリ…、耳元に直撃でもう勘弁してくださいと、こちとらおまいらの会話を聞きに、遙々恵比寿まで来てるわけじゃねーんだと、法律が許してくれるのならば、今すぐ足払いでも掛けてひっくり返して黙らせたいものだけど…。
なんとか後ろのカップルをなかったことにして、一生懸命ライブに集中しようとしても、その小突いてくる感触が気持ち悪くて、もうどうにもならないので、2曲目でとっとと後方へ引き下がる。
経験上、ライブで別のことに気をとられるならば、いくら最前列であっても、場所を変えるのが一番だということ。余計な我慢はライブに必要なしであります!楽しむことが最優先であります!
最前列にマスオさんを置いて、何もいわずに後方へ来てみたわけですが、こうやって脱落して、後ろに下がる時って、100sサンボマスターと…いっつもマスオさんとライブに来るときばっかだなぁ…。
かなり右後ろのそこそこマターリできそうなスペースに落ち着いたはいいけれど、いくらかしないうちに、私のいる方向へ、人やゴミ箱をなぎ倒しながら一人のオンナノコが歩いてくる…なんか様子がおかしくて、私の後ろの階段の手すりのところで立ち止まる。
ちょうど曲は「光と影」譲兄貴のベースとオオヤのギターが綺麗に絡んでいる瞬間のこと。
その彼女は、私の真横でゆっくりと崩れるように倒れていき、完全に力が抜けてしまった。
きききき気絶キター!!!
私は抱えようにも力が抜けた人間を支えるのが、こんなにきついとは思わず、とりあえず床に座らせてみる。
これは誰かを呼びに行かないとーってスタッフってどこにいるんだっけかなー?と色々考え、とりあえず肩を叩いて「大丈夫ですかー?」と呼んでみる。
すると彼女はすぐさま目を覚まし、私の顔を見るやフラフラと起き上がり、私に笑顔を向け、また後方へ歩いていった。
彼女が去ったと同時に「光と影」が終る。
周辺は彼女の気絶の仕方が壮絶だったせいもあり、微妙な空気に包まれた。

このときから、最初のカップルに腹が立った感情が綺麗すっぱり消え、ついでにライブに来て、高揚している気分もどこかへ吹き飛んでしまった。
気分が変わったと言っても、それが不快なものでもない。
しばらく、ポラリスのライブ、それに歓声を上げる観客らを、別の世界の出来事のように見つめる。
冷静に音を聴いていると、坂田学のドラムはいつもながらに素晴らしいけれど、そこにいつも感じる高揚感を感じないことに気がつく。

更に、いくらかしないうちに、左横に前後に揺れている男性客も様子がおかしい。
目が完全にラリっていて、「薬チュウ」という言葉が頭を過ぎる。
その男性客は、前方の女性客の背中に思いっきりダイブして頭突き。
女性は衝撃で前方へぶっ飛ばされ、ダイブした男性客はそのまま床に崩れ落ちる。
きききききき気絶キター!!!!(その2)
このライブハウスは段差が多い割に、真っ暗だからどうも状況が理解できないけれど…。階段を踏み外したにしては、いささか飛びすぎのような気がするので、やっぱダイブしたのか…。
ダイブ男は、周りの男性客に起こされて、相変わらず目はラリったまま、フラフラと後方へ下がっていった。
またも周辺は微妙な空気に包まれた…。
ぶっ飛ばされた女性がどの人か見失ったけど、アレは相当なダメージではなかろうか…。

今日はえーっと、俺ちゃんポラリスのライブに来ているはずなんだけど、なんだろう、日頃見慣れぬ状況にすっかり萎縮。
ポラリスは「幸福感」溢れる音楽のはずなのに、今日は随分とエキサイティングなライブでありました…。
こうして、ポラリスのライブは終了。
最後にポラリスとブッチャーズ全員でステージ上に上がりひさ子ちゃんの小ささに萌え。

フロアが明るく照らされると、足元にお財布が落ちているのを発見。
さっき倒れたオンナノコの物っぽいけれど、忘れ物はどこへ届ければ?と考える間もなく当のオンナノコがすぐに見つかり財布を渡す。
さっきの様子とは打って変わって普通の様子だったので、ヨカタ。サイフも見つかってヨカタね。
帰りに、めぐんさんとマスオさんと合流し、帰宅。
今日のライブは悪くはなかった、ポラリスの曲の印象がまるで残っていないことを除けば。