ポラリス＠日比谷野外大音楽堂

入場時にもらったシャボン玉を童心に帰って一心不乱に吹き続ける。待ちに待ったポラリスの野音。RSRもとてもステキだったけれど、今日は今日ですごい楽しみで、何回見れば満足できるんだろうって気分。

17時30分ちょい過ぎ、シャボン玉が舞い上がる会場内、オオヤのギターの音色がゆっくりと響き渡る。
「SLOW MOTION」でライブは幕をあけた。
この瞬間にそこら中に漂ってるシャボン玉が風に吹かれてステージ上に降り注いだんだよね。なんつーか幻想的すぎ.
セットリストなんか、当然覚えてないんだけど、「季節」やってるあたりで、少し雨が降ったけど、すぐに止んで嬉しかった。

「瞬間」の始まりは坂田学師匠、宮田誠さんのダブルドラム…。
いつもなら２人だけど、今日のゲストはあの人がいるんです！
スタッフが後ろのセットゆっくりと手動(笑)で反転させていく。ここで坂田学がおもむろにマイクをとった。
「ここでゲストをご紹介します。柏原譲と鉄壁のリズムを作り上げ、僕の尊敬するドラマーでもあります。茂木欣一！」
キタ━━━━━━ !!!!!
反転させるにつれ、「TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA」のマークが入ったドラムセット、そして赤のジャージ(？)ジーパンでドラムに片足をつき、顔を伏せたまま茂木欣一はそこにいた！欣ちゃん欣ちゃん欣ちゃん!!!
セットが反転しきり、顔を上げ、これまでのかっこつけポーズのまま、会場に向かってにニカッと笑う。
生の欣ちゃんスマイル！

「瞬間」のトリプルドラムは圧巻すぎて
すごいものをみてしまった。
すごいものをみてしまった。
すごいものをみてしまった。
すごいものをみてしまった。
欣ちゃん欣ちゃん欣ちゃん欣ちゃん！！！！！！！ああー！いきててよかった！
欣ちゃんの力強いドラム、坂田学師匠の繊細なドラム、宮田さんはー、ギタリストなりだけどＫＵＳＵＫＵＳＵのパーカッションで慣らしたドラム！
ハイテンションを越えると言葉が出ないね。
途中で、欣ちゃんのドラムと、譲さんのベースだけになる部分があって、そこでもグッときて、
「瞬間」が終って、欣ちゃんが坂田学師匠、宮田さん、郁子ちゃん、オオヤとタッチしていって、最後に欣ちゃんと譲さんががっちり腕を組んだ瞬間って、客席側の雰囲気も異常なぐらい興奮してたような気がする。いや、それは私の気持ちが高ぶりすぎてそう見えただけなのかも。でも、オオヤが異常なぐらいハイテンションだったのは覚えてる。

坂田学師匠がメインボーカルの「あかつき」はライブの方がいいね。郁子ちゃんとオオヤがイイカンジでコーラスを乗せてたからかな。
郁子ちゃんがこうやってポラリスのライブに参加してくれて本当によかったと思った。
そういえば、ステージの袖で、お子さんを抱てた人はミトですかね。ミトでいいや。

「流星」はハナレグミの永積タカシもゲストで短いマイクを持って登場（RSRのときのやつと一緒）べろべろに酔っ払ってて、いつもの永積タカシだった。
今日はホーン隊や、ヴァイオリンやチェロのおねーさんたちもいて、では最大11人がステージにいたけれど、ラストの「星と願うなら」を3人でやったときに、改めて3人でのステージが一番好きだなって実感した。
あと、光と影は一番好きで正直、これ以上好きになるポラリスの曲はこの先出てくるのかなって感がある。
オオヤと、譲さんがお互い向き合ってリズムをとる一番最初に出る音が、毎回鳥肌が立つぐらい好きな音なんだなー。あれは最高だよね。

ライブ観て、うまいなーとか楽しいとか萌えとか、そういうのも楽しみの一つであるけど、「幸福な気持ちになれる」っていうのは、なかなか無い。
幸せな気持ちで家路につける。頭の中がきらきらする。それぐらい幸せになれる。
これがいつまでも続いて、楽しく生きられればいいけど、実際そういうわけにはいかなくて、凹んだり逃げ切れない日常で、精神的にアレになってメンヘル板の住人になったり、そういう中で聞くからこそ、心が豊になれるのかもしれない。
もー、それぐらいステキなライブだってことですよ。ハイ。
こういうのが「死ぬほど楽しい毎日なんてまっぴらごめんだよ。」ってことなんだろうか。たぶん、そういうことなんだと思う。いや、そうでもないかな、いや、そういうことで。

幸福な気分で家路につく。
ポラリス祝!!ヤオン
何がいいって、ステージにいる人たちが一番楽しそうにやってるのが一番だ！

今日の日比谷音のライブDVDは12月15日に発売決定。
全国各地のツアーの映像、オフショットも収録らしいよ。