小沢健二@仙台イズミティ21

仙台に来てからも、そして開場前の列に並びながらもどこかぼんやりと実感が無くて、仙台なのに明らかに他の土地から来ている人たちが半数を占めているのに驚いて(見た目で判断)、開演前のブザーで大歓声が上がるとこや、開演前のの注意事項のアナウンスで拍手が沸き起こったところではじめて「とんでもないところに来ちゃった!」っと覚醒したというか頭がパカッっと開く音がした。
真っ暗闇の中ではじまった「流星ビバップ」とともに地鳴りのような歓声があがって、一旦曲が中断すると同時におざわくんにポワッとスポットライトが当たったけれど、大歓声はいつまでも鳴り止まず、おざわくんが「はじめてもよろしいでしょうか?」と一言発してようやく本編続行。「ニューヨーク大停電とその中ではっきりと聴こえる音楽」をテーマにしたポエトリーディングとともに、更に「流星ビバップ」が続く。
ビパップが終わっても暗闇の中での2曲目の「僕らが旅に出る理由」がはじまって、目には映らなくても会場内が動揺してるのが丸分かりで妙におかしくなっちゃったり。「正直このまま最後までやりかねない(と今回のツアーに行った子誰もが考えたはず!)」と思ったけれど、「遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ!」という歌とともに光の世界がパアッとひらけてまた大歓声が上がっちゃったりして。仙台のお客さんの抑えきれない興奮が随所に伝わってきてそれだけで感動してしまった。
2時間半は本当にあっという間で、名残惜しさと爽やかな達成感がない交ぜになったような感覚だった。
仙台に行く前は「夢にとどめをされるかもしれん」とネガティブなことばかり考えて、正直前日はグロッキーになっていたのだけど、終わってみれば1年分の楽しさを集約したようなライブで、夢はまだ終わってなんかいなかった!
ただ今回ツアーメンバーを見て「LIFE」の楽曲中心になることは容易に予想できたけれど「アムールでフレッシュでハッピー!」な楽曲構成には「球体の奏でる音楽」の入る隙間は微塵もなかったんだよね。球体派のわたしには死角しかなかった。マジで1曲も無いとかwwwうぇwww
何はともあれ仙台の公演の素晴らしさや、しっかり「夢の続き」になっていた世界観は、仙台のお客さんの盛り上りもあってものすごいことになっていたような気がした。
今回関係者席が相当少ないというのは話としてちらほら聞いていたけれど、ノーナの郷太と曽我部恵一の2人が並んで客席(ちょうどわたしの10列前)にいたのは本当に驚いた。ここ仙台なのに。


こっからは観光やごはんものを。
仙台版くるりん「るーぷる」に飛び乗って観光地めぐり。
るーぷる仙台 伊達さん 青葉城の鷲さん 青葉城の石垣 大崎八幡宮の三之鳥居 いのうえせんせい! ベンチみたいよ

ライブの後4人で行ったねぎぼうず。美味しかったなー。
ねぎぼうず

ライブ翌日は余韻覚めやらぬまま、荒浜の海に車で移動して浜寿司のほっきめしでお昼。途中の山間に咲いてる野生の藤もきれいだった。
浜寿司のほっきめし

昼間はほのかにカルトなカホリが漂う仙台大観音へ。バス停降りて3人で大爆笑。
仙台大観音。バス停で大爆笑 仙台大観音。でかいス。

夜は閣でたんたたき☆牛タンも旨い!
閣のたんたたき 閣

仙台3日目は数年前からずっと行ってみたかった「千松しま」のお料理を堪能。
千松しまのおつくり 千松しま

楽しい仙台のたびはこれにてオシマイ。仙台は久しぶりだったけどごはん美味しいよなー。