顔なのか、顔。

飯田橋をぼんやり歩いていたらわたし好みの美男子が向かい側から歩いてきたので「おお!びじんさん!」なんて思いながら眺めていたら、美男子の方がわたしのねちっこい視線に気が付いたのか見つめ返してきた。わぁ。すんません!
でもあまりにもこちらをじぃっと見るものだから知り合いだっけかなー?と脳内検索に切り替えたら、突然「あなたすごくのどかな感じがするんですが…お茶でもどうですか?」なんて言ってくるもんでびっくりした。そんな綺麗なお顔でそんなことを言ってしまうのぉぉぉぉ!?
「顔」ってすごい。すごすぎる…。この手の誘いに楽しい気分になったの人生ではじめてかもしれない。でも行けないのよねー。真性チキンだから。
しばらく思い返してニヤニヤしよう。ウヒヒー。あー、でもどこらへんが「のどか」だったのか、そこんところは聞いておけばよかった。