北沢音楽祭@下北沢CLUB Que

下北沢のジャズ喫茶マサコにて、岡田あーみんの「お父さんは心配症」を読み耽る。蝸牛たまからオヌヌメされた「ルナティック雑技団」もはやいとこ読んでみてぇもんだ。
時間が迫ったのでさっさと入場、キュー内は中学生と父兄が過半数を占めているという日頃まず見ることの無い異様な光景。
入場時に短冊を貰ったので願い事を書き入れてみる。「あのにいちゃんに会いたい」なぁんてラブ☆リンなお願い事も考えたけど、まず私は人間らしい想いやりを取り戻さねばなるまいと「人に優しくできますように」と書き入れ。…なんか違うような気がしてきた。
今日は普通のイベントじゃなくてお祭りの一環なんだよね。司会者の「地元の有名人は何も小池栄子ちゃんだけではありません!」と言い放った後に出てきたのはピカチューだったりとか。なんかよく分からんけどかわいい。「皆さんどんどん撮影してください!」というのでピカチュー撮ったったよ。


今日は富士中学校ブラスバンド部、24/7(TWENTY FOUR SEVEN)、ピラニアンズ、BLACK BOTTOM BRASS BANDの4組。
富士中ブラスバンドは20人以上30人未満かな、よくもまあステージに上がりきるもんだという人数。会場内の雰囲気は父兄参観のまさにそれ。我が子の雄姿をおさめようとカメラやビデオをまわす親御さん。いいな、こんな若いうちからピラニアンズやらBBBBやらと同じステージに立つなんて羨ましい。
富士中校歌やらコブクロのカバーやらの甘酸っぱいステージが展開される中、スカパラの「銀河と迷路」のカバーでは欣ちゃんの顔が思い浮かんで仕方が無かった。中学生らしい日頃の活動内容の発表なんかもしちゃったり。やっぱこれ父兄参観だな(笑)その際に創作ダンスで「もってけ!セーラーふく*1を踊ったという報告がまたイイネッ!*2このとき私の視界にチラリと入った塚本さんの”全くネタが分からない”といった表情もまた素敵だった。
この30人近くいるフジチューブラスバンドのサックスの子で、ひとり手足の長いスラリとした美少女がいて、ライブ中はずっとその女の子に釘付け。学校のセンセがお客への紹介も兼ねて「新入生は手を上げて〜!」と号令を掛けたんだけど、そのときにその美少女が手を上げたもので「ちゅちゅ中一!?」とまたびっくり。あれはホント綺麗な子だったな。来年もまた会えるかしら。


ピラニアンズは「オン ア スローボート トゥ チャイナ」「ムーングロウ」「チキンズパレード」「オスマン帝国の逆襲」「サボテンマン」「サンバNo.7」の6曲。時間も曲目もコンパクト、坂田さんのドラムソロもコンパクトだったけど前田さんが起き上がりこぼしに群がる中学生に飲み込まれていく光景は圧巻だった。小さな女の子がニコニコしながら踊ってるのがかわいい。私も前田さんに孫を見せに行きたい。


ピラニアンズ後のBBBBライブのときは後方へ場所を移動。たまたま隣に来た前田さんが時間が経つにつれどんどん酒臭くなっていくのが愛しい。酒臭い妖精ってのもありだわね。
ラストはBBBBとフジチューの「聖者の行進」のセッションでシメ。ピラニアンズライブのときに踊っていた幼女が「きょうはたのしかったね〜」とこれまたニコニコしながらお母さんに話し掛けている様子に思わずこっちも笑顔。私が人間の心を取り戻す日もそう遠くはない。…はず。


ライブ後は下北沢Tasses Varieesにてアボカドサンドとアンカー・リバティーエールで晩ごはん。

*1:京アニの仕事が秀逸すぎる

*2:私の中学校の頃の創作ダンスは安室奈美恵の「TRY ME〜私を信じて〜」だったぜ…。