GUIRO 1st.Album Pre-Release Live@青山月見ル君想フ

いつもギロライブの直前はどん底に落ちるような出来事に見舞われることが多くて「今回も何か来るのか」と身構えていたけれど、特にアレな出来事に巻き込まれることも無く、めでたくライブ当日を迎えたわけで。よかったよかった。

友人らとは17時50分に月見ル前で待ち合わせしていたのだけど、17時40分頃に到着したら既に何人かのお客さんが並んでいてびっくり。すると直後にうえはらさんが現れ、それと同時にみやもりさんも列から抜けてこちら側へ来てくださったので3人で開場までおしゃべり。
今回は椅子ありを予想していたら予想外のスタンディング。昭和歌謡曲が流れる会場内で揺れながら、これはもう「躍らせてやるよ。」と、そういうメッセージとして受け取ることにした。

カタリカタリ

勝手なイメージでフォークデュオみたいなのを予想してたんだけど、ベース、フォークギター、ドラムだけでなくカホンクラリネットにとさまざまな楽器を掻き鳴らすお二人。
彼らの楽曲で知っているのは7586の「男と女」のみで、じっくり聞くのは今回がはじめて(ジャニスにもCD無かったし)
ライブはとっても楽しくて和んでしまった。
歯を磨こうやら手を洗おうやら、夜毎こんな素敵な歌を名古屋のどこかで歌っているのかしら。

GUIRO

今日は本当にびっくりした、いつも素敵だけれどさ、まさか1曲目でばちこん心を持っていかれるとは思わなかった。参った。参ったよおにいさんたち。口にこそ出さなかったけれど「ヒャーーーーー!!!」といった。そんな感じで。
この原曲?を視聴したときは女性コーラスの印象が強く、もっとふんわりとした楽曲のように感じたけれど、力強さと勢いのあるアレンジに全く別の曲かと思ってしまった。あんなもの見せられたらそら1曲目から大歓声も上がるわと。直後の「次の曲で最後です」というゲルさんの冗談も、違和感を感じないような、本当にそんな勢いだった。

曲順を覚えることは2曲目で放棄したので、某所でのセットリストを待つとして…。
私はガン見ポジションキープ!とばかりに最前列だったけど(ギロヲタですからね)、近すぎて何処に視線を定めたらいいか分からなくなってしまってね。お隣の男の子のノリと声援の足元にも及ばなかったし。あれはもう完全敗北だった。

ハッシャバイでの亀田さんのアーチスト!な振る舞いに感嘆の声を上げたら、douzさんも似たような反応をしていて嬉しかった。しかもこの曲では手拍子はいりましたねお客さん!楽曲の表情が見るたびに聴くたびに変わっていくものだから目が離せない。

新世界よりはミラーボールの演出が加わってきらきら感が5割増し。私はGUIROの楽曲の中でもこの曲が特に好きだけど、毎度毎度この曲の良さにはグラリときてしまう。この曲はちょっと異常。

全体的に音だけでいえば今年1月の南青山マンダラでのライブの方がよかったと思うけれど、楽しみにしすぎると血の気が失せるいつもの症状が出なかったのもあって、今日はいい思い出だけ残りそう。

楽曲のひとつひとつがいつも新鮮で、毎回ため息をついてしまうような感動がある。毎回予想が出来ないような驚きもある。毎回出会えてよかったなとしみじみと思う。

今日ライブ中にたかくらさんのガットギターの弦がバチーンと切れたとき、私はメンバーの滑らかなトークの傍らで弦を張り替えるみたいな「バンドでよくあるチームプレー」を予想・期待してたんだけど、弦の張り替えどころか「そんなに音狂ってないし大丈夫だよね」みたいな様子に驚いてしまった。はじめて見たというかこんな光景を見るのは最初で最後なんじゃないかと(笑)
楽曲以外の、こんな小さな出来事ですら、常に私の想定の右斜め上を行くわけで。
今日もあっという間、けれど物足りなさも感じることもない満ち足りたライブ。この場に立ち会えて本当によかった。
ライブ直後は「アルバムが延期になって勿体無い!」と思っていたけれど、時間が経つにつれ「アルバムが延期になってよかったな」と逆のことを思い始めるようになってしまった。今回は「プレリリースライブ」であって、レコ発で改めてライブに来るんだよね。楽しみはどんどん増えていくばかりだ。

つい1ヶ月前まで「このライブは無いかもしれない」と半ば諦めていたのが嘘のよう。焦らし焦らされ、こうやって深みにはまっていくんだわ。罪なあにきたちだわねぇ。

coffee Kajita
うえはらさんからcoffee Kajitaの夏限定アイスコーヒーをいただいてしまった!1リットルですよ奥さん!ちびちびと10日は楽しみたい。いやぁとにかくこのお土産には感激です。