フィッシュマンズ@なんばHatch

くいだおれ人形なんばHatch…やばかった、道に迷った…冷や汗かいた。
こんなところで地図の読めないっぷりを発揮して、危うくみんなを地獄の底に引きずり落とすところだった。
18時頃にサンクスの前でベッペたん(id:beppedeska)と軽く挨拶を交わしたりなんかして、たむろってちびちび飲みながら開演時間を待つ。
程なくしてコウさんとお友達が合流。これでお仲間総勢8名全員集合。北海道の時びっくりしたけど、大阪にもこの人数が集合しちゃった時点でちょっと感動している自分がいる。
なんばHatchってキレーな場所だね、ロッカーが200円ってのに感動し、更にトイレが綺麗なのに感動した。
18時30分…一番後ろの壁際を陣取り、ライブが始まるのを今か今かと待ち受ける。
真後ろに見覚えのあるハンサムがいるなぁと思ってたら、ベベチオの平良氏だということに気が付いた、これと同じ格好してたからすぐ分かったぜ!

今日のライブはAXと全く違う環境で、大声で奇声を上げるオッサンがいても直ぐに別の場所に移動できる余裕があって、かなり音に集中できて本当によかった(必死ですから)
お祭りだから大声で騒ぐ君も正しい、そしてそれを嫌がる僕も正しい。だから自分でいい場所を探すのがおそらく一番正しい。ということで後半はZAKのいるPA卓の後ろから眺める。
ポコペンの詩の朗読に感動している最中に、近くのカップルの男性の方が「プッ」って笑ったのが耳に入り、「とりあえず死ねばいいのに」と思った感覚も多分正しい(笑)思っただけで気が済んで良かったw
個人的に今日のライブはハナレグミが最強。今回も最強。マジックラブが素晴らしすぎる。あのファンキーな歌いっぷりはたまらない。
しかしロングシーズンの際にお腹に鈍痛が走り一旦退散。ASA-CHANGと欣ちゃんのドラム対決の部分でお腹をさすりながら現場復帰。
アンコールのチャンスで終わり、ここまでは東京と同じセットリスト…けれど、ロッカーで帰る準備をしている最中に、誰かが「アンコールやるって!」と叫んだのが耳に入り、再び会場内へ戻る。
半数が帰宅してしまったであろう、会場内では、全員のアカペラによる「ひこうき」が和やかな空気の中で流れていて、なんて幸せな風景なんだろうかとほのぼの気分。
そして再び「いかれたBaby」を全員でがっつり。
なんばHatchもうすぐ23時だし(今日何時間やってんたw)京都に行かなきゃいけないし「いかれたBaby」が終わった瞬間に一人で会場の外へ。みんなまた東京に戻ったら飲もうぜ!ヨロシクッ!
そしてさよならなんばHatch!!!!!
出入口を出て再びサンクスの前を通ると、ANATAKIKOUの藤井さんが階段に座っているのが目に入る。
「藤井さんもフィッシュマンズ来てたんだ!」ということに異様なまでに歓喜する自分。
ライブ直後の興奮やらなんやらで、頭で考えるより先に声を掛けてしまい軽く会釈。
まぁ藤井さんが私のことを知る筈もないのだけど、ペコリと会釈返しを食らいニヤリ。余韻に浸っている最中だったらすいません。
その後、淀屋橋に向かうために御堂筋線乗り場を探して地下道でうろちょろしていると、またも藤井さんに遭遇。
「今度ライブ行きます。」とドサクサに紛れて声をかけようものなら笑顔返しに胸キュソ。うっはwwwwwww
今回の大阪遠征はフィッシュマンズ以外かすりもしない筈だったのに、この何千人も客がいる中でめざとく好き系ミュージシャンに遭遇する自分エライ、マジエライ


本日11月27日(イイフナ)の日は、ハナレグミ永積タカシの誕生日でもあるけれど、私にとってかなり重要な一日(と言っても谷崎さんに教えて貰わなかったら忘れてたけど)で、第1回フィッシュマンズOFF会の開催日からちょうど1年経過。
2chを介して(笑)仲間が増えるってのがなんとも奇妙なものだけど、あの時はフィッシュマンズの話ができる人間がリアルで一人もいなかったので、ビビリながら行ってみたけれど、勇気出しといてホントよかった。
1年後の今日、こうして大阪で一緒にライブを見てるってのがすごい…人間の縁って本当に不思議。

自分は「佐藤伸治のいたフィッシュマンズのライブを見られなかった後悔」を何年も引きずっていて、心の奥底にずっとモヤみたいなのがあったのだけれど、今日のライブが終わってからそのモヤモヤがすーっと消えていったような気がする。
それと同時に、この先もう「佐藤君がいない」ってことで後悔する必要は無さそうだなっていう感覚が湧き上がってきた。
見られなかったのは本当に残念だったけど、あれだけいいライブが見れて、いいお仲間さんに出会えて、もう後悔する必要が無くなったというか、おそらくもうしないだろうなー。っていう漠然とした気持ち。
この感覚を上手く言葉にできないのが残念だけど、どうやら自分の中で完全に決着がついたみたい。きっとお仲間さんともあのタイミングでなければ出会えなかった。
後追いも悪くなかったなぁ。