口から出た順に死んでいく

理由も性別もどうでもいいけれど「好き」と言われるだけで、こうも救われる気持ちになれるとは思わなかった。
この言葉に対して笑顔で「ありがとう」と返せる人間には絶対なれないと思っていたけれど、これってびっくりするような言葉じゃないのかもしれない。もっとシンプルに捉えていい気がしてきた。

ころっけー話はがらりと変わって、今日東京ドームの外周を歩いていたら「ヨシオちゃーん!」と声を掛けられたもんで振り返ったらかつての野球仲間だった。もう5年以上顔をあわせてないのによくぞ声を掛けてくれた!(わたしが彼の立場だったらぜったい見なかったフリしてるのに)
話が弾んで水道橋から西荻に移動して飲みに行ったんだけど、彼が他球団ファンの奥さんを貰ったのにはびっくりした。「パリーグだからおk!」ってそういうものなのかしら。交流戦あるしそうも言ってる場合じゃないような…でも楽しそうでなにより。
(当たり前のように携帯してた)選手名鑑を見せて貰ったけれど、馴染みのある背番号と選手の名前はもうほとんど一致しなかった。わたしが好きだった選手はみんな球界からいなくなっちったもんなぁ。

かつて仲良くしてくれたひとたちのことを思い出しながらの帰り道。後悔はしていないはずなのに、今更複雑な気持ちになるのはやっぱりそういうことなのかしら。
もうどうしようもないのにね。