THIS IS IT@TOHOシネマズ錦糸町

マイコーの「THIS IS IT」のアンコール上映がついに錦糸町にもやってきた。
「素晴らしいから絶対にスクリーンで観たほうがいい!」とまわりの友人たちが口を揃えるもので「いつ行こうかな〜。」とぼんやり考えていたけど、仕事を終えて19時ごろ帰宅し、ふぅ…と一息ついてからTOHOシネマズのサイトを見たら、20時ちょうどのレイトショーがあることに気付いて、勢いでチケットを買ってしまった。
開始数分前までネットでチケット購入できちゃうってすごいね。そわそわしながら家を出たよ。
この映画館は駅から地味に遠いし、レイトショーだし、アンコール上映自体もはじまってかなり経ってるし、「そんなに人はいるめぇよ」と思ってたけれど、客入りは8割以上で予想よりずっと多かった。
ぽっぷこおん
先日スパイスカフェでバッタリ会った友人から「TOHOシネマズはポップコーンが美味しい」とおしえてもらったので、塩味とキャラメル味の2種類が味わえるやつを買ったみたらバケツで渡された。Lサイズパネェ。
誰かと一緒に映画に行ってキャッキャウフフ♪できるような甲斐性が私に備わっていれば、ポップコーンのサイズを把握する機会ぐらいいくらでもあっただろうに…。これもわたしの現実だよなー。
わたし自身マイコーにさほど興味も無く、海外ゴシップの影響をモロに受けて「気味が悪い」くらいにしか思っていなかったけど、今回の”生身のマイケル”を映し出した映像は、取り巻く全てが熱を帯びてキラキラしていて、いつものネガティブで薄気味悪い空気は微塵も感じなかった。今までのは一体なんだったんだろう…。
個人的には小さなライブハウスの生音が好きで、大きな会場でのライブにはあまり興味が持てなかったけれど、劇中のような桁外れのお金と熱意を掛けたライブはどんな世界だったんだろうか。きっと新しい世界が開けちゃうんだろうね…。
今、私が仕事で携わっているシステムにはそれぞれ名前があって、大昔のジャズ・ピアニストだったり、大昔のブルース・シンガーだったりと、「偉大な音楽家」の名を冠したものが結構あるんだけど、その中には彼と同じ名前のシステムもちゃんとあって…。以前は「唯一の現役だー!」なんて面白おかしく捉えていたけれど、今日の映画を見て虚しくなってしまった。これから仕事でこのシステムに向き合うたびにこの感覚を思い出すんだろうかなぁ…。